皆様、お久しぶりです。ブログがご無沙汰しておりましたが、本年を振り返り、再び更新いたします。
今年は遂に5月8日にコロナが5類に分類されました。これにより、生活は再び変化しました。それに加え、物価の上昇、原油高、円安、賃上げ、そしてコロナ融資の返済など、企業や個人にとって多くの課題がのしかかっています。
利益の圧迫により、廃業や倒産が急速に増加しています。確かに、コロナが明けてからは観光業や飲食店、販売業など一部の業種や企業が業績回復を遂げていますが、我々のような製造業、ものづくり企業は依然として厳しい状況が続いています。仕事は戻らず、値上げが相次ぎ、多くの会社が厳しい状況に直面しています。そして、これから先も2030年問題などがあり、ますます淘汰が進んでいくことでしょう。
我々製造業が生き残っていくためには、自給自足が不可欠だと考えています。業界は繋がっています。日本で作られた製品を選ぶことで、その産業にお金が循環し、産業全体が健全に成り立ちます。これが設備投資や賃上げにつながり、倒産も減少するでしょう。自分たちから大きなことを成し遂げるのは難しいかもしれませんが、私は服、靴、車、家電、食料など、できるだけ日本で製造された製品を選びます。皆様もぜひ同じように考え、行動いただければと願います。
自国は自国で、会社は会社で、個人は個人で考え、行動しなければなりません。日本のものづくり企業として、来年も頑張っていく所存ですので、引き続きご支援いただければ幸いです。どうぞよろしくお願い致します。
コイケ金型株式会社
代表取締役 小池昌義
コメント