年末になりましたが・・

本年も皆様方には格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、皆様いかがお過ごしでしょうか。巷では、またもやコロナウィルスの変異型が発見され日本にも入ってきている為騒然となっていますね。

そんな中気が付けばもう年末です。昨年からのコロナがまだ尾を引いており絶えず変化する状況を見極めながら仕事をしているとあっという間に1年。という感じでした。

しかしこの状況の難しさは、来年2022年になったからと言って突然良い方向に変換する訳ではありません。このコロナにより他の様々な部分へ影響が出ていますよね。これは、他人事ではなく明日は我が身だと強く体感しております。ここ最近で言えば、燃料代の高騰が挙げられます。
ガソリン価格が高騰しているとニュースでも放送されているので皆様もご存知だと思います。
単純にガソリン価格が上がると勿論、コイケ金型も営業車もあるのでその分圧迫はされます。
しかし、本当に懸念しなければならない部分は燃料代の高騰が引き起こす他の事もあると考えます。
その「他の事」は後述しますが、まず燃料代がなぜ下がらないのか?ですがこれは様々な要因があり1つだけの要因ではないのである程度はまとめてお話させて頂きますが、まず現在日本含め諸外国も色々な策を考えて燃料代がこれ以上上がらない様、または下がる様に努力はしていますね。
しかし、その策も効果があるか?と言われるとあまりそうではないかもしれません。

といいますのも、そもそも今回大きく言えば需要に対して供給が間に合っていないという事になります。
昨年からのコロナ禍で他業種も大変な思いをしていますが、昨年よりはやや安定し動き出している業種が多いと思います。
しかし、その動きに対し燃料は必然的に必要になりますが、供給が追い付いていません。
では何故追い付いていないか?ですが、これも様々な要因がありますが大きい部分で言えば主要産油国が今以上の生産をしない、という事だと考えます。
OPECプラスが段階的に供給を元に戻す事で上昇圧力は和らぐとされていますが、そもそもこのOPECプラスは2022年(来年)の末までは減産するという事が決定されています。
こうなると燃料代が下がる事が外側の要因としてあり得ないという事になります。
また、産油国としてはすぐに生産を追いつかせない様にしている理由もあります。今新たな変異株が出た事でまた昨年の様に需要減になる可能性カーボンフリーにより産油国としては、新たな投資をし燃料を産出するより今ある分を高値の間に売ってしまいたいという事も関係していると思います。こうなると燃料を使う弊社もその先の事を考えておかねばなりませんね。

後は、先述した「他の事」についてです。
これは、「インフレ」です。良いインフレではなく、悪い方のインフレです。
日本は長い間デフレでした。デフレ脱却を狙い様々な政治家が色々と公約を掲げて挑戦していますね。
そもそも、先程お話した通りでガソリン代や灯油代、その他燃料や資源エネルギーなども上がっています。需要が供給量を越しているとお話しましたよね。
今、日本はこのインフレに向かっているとされ、某チェーン店が牛丼の値上げをしたのは新しいニュースとしてまだ記憶にあるのではないでしょうか。
例えば、良いインフレであれば物価が上がっても個人消費も進むため良い経済サイクルになります。アメリカのビッグマックの価格を見れば分かりますが日本より遥かに高額ですが、良いインフレ側なので労働者の収入も多いです。
ご存知の方も多いと思いますが、ビッグマック指数と言われる物ですね。
しかし、今日本が向かっているのはコロナ禍が引き起こした悪い方のインフレだと言っても過言ではありません。
今日本では、将来に不安を感じ消費行動が少なく貯蓄する人が増えてしまっています。
本来であれば、先程のビッグマックと同じでインフレになれば、値上げにより売上が伸びる、従業員の給料も増える、個人消費も増える、雇用も生まれる、といった良いサイクルになります。
日銀などはこういったメリットを考え安定的な物価上昇を政策目標にしていますね。
しかし現在の状況は他の方面にも悪影響があり、各種金利も上がってしまいます。中央銀行としては、金利を引き上げれば勿論借入金が減る為企業や各個人の消費行動や経済活動が減速する為、需要が減り一般的にインフレ率が低下すると言われていますので金利を上げる事は躊躇わないと思います。
会社としても個人としても、金利は大きく避けて通れない部分です。

また、避けていきたいのは不況下でも物価が上昇するスタグフレーションだと思います。過去で言いますと、オイルショックの時がそれにあたりますね。
現在はインフレやスタグフレーションの懸念が出ていますが日銀としてはすぐに対応は取りません。

こうなりますと、我々も昨年から引き続きやはり先の予想や想像が出来ない状態で仕事をしなければならない事になります。
来年からは、上述した事プラス、コロナ融資を受けた方達の返済も始まるので倒産する所も出てくると思います。
毎度の緊急事態宣言も然りですが、コイケ金型としては先が見えない事へ絶望を感じるのではなく、どうしたらそれを越えれるのか?を常に考えます。
何度もお伝えしていますが、コイケ金型は「考える事が好きな集団」です。今、我々が何をすべきで、何を標準としていかねばならないのかをしっかり考えて来年も全力で取り掛かる次第です。

長くなりましたが、挑戦する事をやめないコイケ金型です。今年のブログはこれで最後になります。
皆様にとっても、2022年が良い年である事を祈念致します。どうぞ良いお年をお迎えください。

コイケ金型株式会社
代表取締役 小池昌義

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